幸せな再婚のために必要なことは
2021/08/02
生まれ育った家庭環境を振り返る②
こんにちは
マリアージュフェレザの知原良枝です。
前回のブログで、私の離婚の原因のひとつが自己肯定感の低さだった。そして、私の自己肯定感を低くしてしまった原因は、親から望まれずに生まれてきたからというお話しをさせていただきました。
そして、さらに自分の自己肯定感を低くしてしまった原因がもうひとつあります。
それは、コミュニケーション問題でした。
両親が離婚するまでの5年間、母が人との関わりを持たなかったことで、私は幼少期の大切な時期に人とのコミュニケーションを学ぶことができませんでした。
幼稚園に入園してからの2年間は、人とどうやって話したらいいのかわからなくて、お友達を作ることもできず、さらに孤独感が増していきました。
親に自分の話しを聴いてもらうこともなかったですし、親の手を煩わせないようにまったく自己主張もしない子どもでしたが…
そのような状況で、私の心のなかはどうだったかというと、
親に自分のことをわかってもらえない寂しさ
親から大切にされていない惨めな気持ち
自分はダメだ
こんなネガティブな感情でいっぱいでした。
そして子ども時代、私は軽い鬱状態だったのかもしれないです。時々、心の中に不安感の嵐のようなものが押し寄せてきて、それに飲み込まれてしまうような感じが何度もありました。
ちょっと不思議な体験だったのは、その不安感の嵐が襲いかかってきた時、必ず、自分のなかにいるもう一人の自分が「それに飲み込まれると、死にたくなっちゃうからだめだよ。」と言ってくれて、その言葉に励まされながら、イメージのなかで足を踏ん張って、なんとかその嵐が過ぎ去るまで耐えてました。
このコミュニケーション問題はかなり長い期間引きずってしまって…
人とうまく話せないことで自分に自信が持てなくて、そんな自分のことが大嫌いでした。
今改めて思い返しても、コミュニケーションは本当に大切だと思います。
自分の気持ちを相手に伝えることで、自分を理解してもらえることは、自分の心を満たしてあげることに繋がります。
このブログを読んでくださっている方のなかにも、もしかしたら、人に自分の気持ちを上手く伝えることが苦手で、心が満たされてなかったり、モヤモヤを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そのような方は、一度生まれ育った家庭環境を振り返って、まだ小さかった頃の自分を癒してあげる必要があるかもしれません。
「お姉ちゃん(お兄ちゃん)だからと親から言われて、いつも我慢ばかりしてきた子」
「忙しい親に迷惑をかけないように、甘えたくても甘えられなかった子」
「いつも喧嘩はがりしている両親を見て、悲しい気持ちでいっぱいだった子」
他にも幼い頃に自分の素直な気持ちを抑え込むことが多かった方は、傷ついた小さな自分を見つけてあげて、その子の気持ちを一緒に感じてあげてください。
過去の感情を解放してあげると、今の気持ちを感じやすくなります。
そして、コミュニケーションを苦手と感じている方は、まずは自分の素直な気持ちを感じることが大切になってきます。
あとは、トレーニングをすることで充分克服していくことができます。(これは流暢に話せるとか、上手い返しができるなどではなくて、不器用でも自分の気持ちを素直に表現できるいう意味で。)
そして、自分の素直なありのままの気持ちを相手に伝えること、これが幸せな再婚と夫婦円満のために、とても大切になってきます。
本日もブログをお読みいただきまして、ありがとうございました。