自分を幸せにするための「離婚」という決断②
2021/11/12
「幸せな再婚」のために私が意識したこと②
こんにちは
マリアージュフェレザの知原良枝です。
前回のブログでは、自分を幸せにするために「離婚」という決断をし、その後、「幸せな再婚」をするために「精神的自立」と「経済的自立」を意識したというお話しをさせていただきました。
【自分を幸せにするための「離婚」という決断①】(前回のブログです)
婚活をして、その先に夫婦関係を円満に継続していくためには、「精神的自立」と「経済的自立」はとても大切な要素だと思います。
生活を続けていくなかで平穏な状態が続いていけばいいですが、実際は山あり谷あり、思ってもいないようなことが起こるのはあって当たり前のことです。
そんな時にお互いが「精神的自立」が出来ていて、自分の人生の舵取りは自分でする、自分の機嫌は自分で取れて、でもお互いに何かあった時には支え合えるような関係だと、相手に求めるものも少なくなると思います。
基本自分のことは自分で…という意識でいれば、相手が何かをしてくれたことに対して当たり前とは思わないので自然と「感謝」の気持ちが湧き上がってくると思いますし、そうなるととても良い循環になっていきます。
そして「経済的自立」に関しては、これは私なりの考えなので、正しいかどうかは分かりませんが…
女性も社会と繋がることで男性が社会で感じるストレスも共感できると思いますし、経済的負担を半々とまではいかないにしても夫婦で分かち合うことも大切だと思います。
男性は生まれ育った環境のなかで、「男は弱音を吐くな。泣いてはいけない。」みたいな固定概念が特に40代以上の世代には残っている方が多いように感じますし。
社会で男性が感じているストレスを、女性も社会と繋がることで少しでも感じてあげられたら…それは男性にとっての「癒し」に繋がるのではないかなと思います。
同時に男性も家事や育児を経験することで、女性が感じるストレスにも共感できるようになると思いますし、お互いに相手の状況を理解しようとすることが大切ですよね。
話しは元に戻りますが、私は「離婚」に向けて、まずは生活ができるだけの収入を確保する「経済的自立」を目標として、知人の紹介で採用された某保険会社で働き始めました。
ですが、この保険会社の配属になった営業所で何が起きていたかというと
上司のモラハラ
始めのうちは仕事もわからなくて上司から言われる言葉に悔し涙を流す日々でしたが…
だんだんと状況を俯瞰して見れるようになると、色々なことが分かってきました。
その上司もさらに上の上司からモラハラを受けていた
その時の営業所の先輩方と、それぞれ個別でお話しする機会があったのですが
みなさん生まれ育った環境のなかでその家庭内で暴力があったこと
そしてそのような家庭で育った方は、上司に理不尽を感じていても我慢して従ってしまう…主張をすることができないということでした。
離婚の原因として「モラハラ」が上位にあがっている現状ですが、理不尽と思うことに対して「主張」することもとても大切だと思います。
でもただ「自分の正しさを主張」ではなくて、自分にとっても相手にとってもプラスになるような「主張」が大切だと思いますし、これも夫婦を円満に継続していくための「アサーティブ・コミュニケーション」の基本になってきます。(こちらおすすめの書籍です「夫婦・カップルのためのアサーション」)
私はその上司に対して、自分がお客様に対して大切にしたいと思う「価値観」や「仕事を教えて欲しい」など主張してみましたが、結局折り合うことはなく…
「やっぱり働く人を数字でしかみれないところで、私は働きたくありません。」
と伝え退職を決意しました。実際、査定のある仕事はリスクもありましたし、生活ができる収入も確保できなかったので…
でも覚悟を決めて手放すと、新しいものが入ってくるのか。
その直後に友人から別の仕事を紹介され、とんとん拍子に採用が決まり収入も倍に。
そのお陰で「経済的自立」を実現することができました。
そして、上司に対して「主張」ができたことは、自分にとっての一つの自信に繋がりましたし、その状況に巻き込まれることはありませんでしたが、自分のなかにある
男性は暴力で女性を従えるもの
男性を信じられない
という固定概念が自分の潜在意識のなかにまだあったことに気づかされました。
でも、その固定概念を「男性を信じられる」に変えてくれたのは、再婚した今の旦那さんです。
そして、「経済的自立」の次の課題は
話し合いのできない元夫とどう話し合うか
これにつきましては、また次回のブログでお伝えしていきたいと思います。
本日もブログをお読みいただきましてありがとうございました。