自分を幸せにするための「離婚」という決断④
2021/12/20
「幸せな再婚」へ向けて②
こんにちは
マリアージュフェレザの知原良枝です。
前回のブログでは、自分を幸せにしてあげるために「離婚」という決断をし、話し合いのできない元夫と話し合うために、家を出てから自分で調停を起こすことを決意したというお話をさせていただきました。
【自分を幸せにするための「離婚」という決断③】(前回のブログです)
今、自分が再婚してみて改めて思うのが、パートナーを選ぶ時に「話し合いが出来る人」という基準は本当に大切だなと思います。
夫婦として生活を共にするうえで、色々な問題や葛藤はあって当たり前。
その問題や葛藤を、お互いの協力で乗り越えていけた時に、夫婦の信頼関係が深まるものですが、そもそもこの話し合いが出来なければ、問題は問題のまま、葛藤ばかりが大きくなってしまうでしょう。
問題を見ないようにして、表面的なところだけを上手くやっていくとういう夫婦関係もあると思いますが、その空気感は温かさというよりは、どこか冷めた感じになっていくように思います。
話しは元に戻りますが、ある程度、仕事も安定し「経済的自立」ができたところで、調停を起こす準備とアパートへの引っ越しの準備を始めました。
離婚カウンセラーさんからは、年間サポートと弁護士のご紹介の提案をされましたが、その費用は後々の生活費に充てたかったので、すべて自分でやってみることにしました。
実家からの経済的支援なども一切なかったですし、離婚後に生活できず親子で露頭に迷うことがないように…
調停に関しては法律の本を一冊買って、それとネット情報で進めていきましたが、試行錯誤しながらも「自分の人生の舵取りは自分でする」という「精神的自立」を強化していくことにも繋がったように思います。
そしてある程度の準備が整ってきたところで、初めて父親に「離婚をしようと思う」という報告をしに実家へいきました。
この頃、父は3度目の結婚をしていました。(70歳で!)
2度結婚(パートナー選び)に失敗していた父でしたが、3度目の正直でやっと信頼し合えるパートナーと巡り合い、80歳を過ぎた今現在でも夫婦円満に過ごしております。
そして、父と現在の継母に離婚しようと思うという気持ちを正直に伝えたところ、一切反対されることなく、全面的に(経済的な支援はできないけれど、引っ越しの手伝いはするよと)応援してくれることになりました。
そして、継母から「良枝ちゃん、このまま夫婦生活を続けていって本当にいいのかな…とずっと思ってたのよ。」と言ってもらえたことに心が救われました。
そして私と息子が家を出た後、元夫が実家に怒鳴りこむかもしれないというリスクがありながらも、全面的に私を応援をしてくれたことが、私の父親(=男性)への不信感を解消するきっかけになりました。
【親が与える子どもの結婚への影響】(過去ブログです)
父も3度結婚することで、過去の自分の間違いに気づいたり、色々と思うこともあったみたいです…
そして私は父の生き方を見ることで、親がどこまでも自分の幸せを追求したこと、人生何度でもいくつになってもやり直せるんだなということを教えてもらいました。
また、父に信頼し合えるパートナーがいてくれたおかげで、娘としては父の心配をすることなく後々再婚を機に、生まれてから47年間暮らしていた地元を出て、東京に引っ越すことができました。(これは本当に継母に感謝です。)
親が幸せになることは、子どもにとっては安心なことですし、子どもにとっての幸せにも繋がるんだなと自分が子どもの立場に立った時に感じます。
親が子どもにしてあげられることは「自分の生き方を見せていくこと」これが本当に大切です。
そしてその後、(夜逃げのように)引っ越しをしてから調停を起こしましたが、なかなかすんなりとは進まず…でも最終的に父親に「離婚」を説得してくれたのは、当時高校生だった息子でした。
母は本当に息子に救われました…
この続きは、次回のブログでお伝えしたいと思います。
本日もブログをお読みいただきましてありがとうございました。