無意識のなかにあるアグレッシブになってしまう原因(世田谷・再婚）

こんにちは

再婚専門結婚相談所

マリアージュフェレザの知原良枝です。

 

 

前回と前々回の

ブログでは

『夫婦・カップルのためのアサーション』

のなかで

 

著者の野末武義先生が

あげてくださっている

７つの原因について

私なりに思うことを

お伝えしました。

 

【アグレッシブ（攻撃的）になってしまう原因①(世田谷・再婚）】

【アグレッシブ（攻撃的）になってしまう原因②(世田谷・再婚）】

 

 

今回は

私自身の経験や

いろいろな方から

お話しを伺うなかで感じる

 

アグレッシブ（攻撃的）に

なってしまう原因について

お伝えしたいと思います。

 

 

感情が過剰に反応してしまっている
 

人は大抵

過去に消化しきれなかった

【感情】

が心の奥底に

残っているものです。

 

 

 

実はそれを

自覚ができていない場合が

多いのですが

 

今起きている出来事と

 

【過去の未消化の感情】

 

が結びついてしまうと

 

 

それが

過剰に反応して

 

アグレッシブ（攻撃的）な

態度をとってしまう場合が

あります。

 

例えば

昼間に

何か嫌なことがあった妻が

 

夫が仕事から帰ったら

話しを聴いてほしい

と思っていました。

 

夫が仕事から帰ってきて

 

妻が

「話しを聴いてほしいんだけど。」

と話しかけると

 

夫からは

「後にしてくれる？」

という返事が返ってました。

 

 

その瞬間に

 妻は

 

「なんで私の話しを聴いてくれないのよ！」

 

と怒りが止められなくなって

アグレッシブ（攻撃的）な

態度をとってしまいました。

 

 

この妻は

子どもの頃

忙しいお母さんに

話しを聴いてほしくても

 

何度も

 

「あとでね、あとでね」

 

と言われたまま

 

結局

話しを聴いてもらえずに

 

「自分を大切にしてもらえていない虚しさ」

「悲しさ」

「約束を守ってくれない母親への怒り」

 

こういった

過去の感情が

消化されずに

残っていました。

 

 

心の奥底に

未消化の感情が

残ってしまっていると

 

今の出来事と

過去が結びついて

過剰に

反応してしまう

場合があります。

 

 

今のその

「怒り」や「悲しみ」は

今のことに

対してだけなのか

 

それとも

過去の他の出来事と

結びついているのか

 

自分を客観視しながら

原因を探っていく

必要があります。

 

 

 

世代間連鎖

 

人が生まれてきてから

最初にコミュニケーションを

学ぶのは

「家庭」

です。

 

 

子どもが生まれてきてから

自立するまでの間

２０年３０年と

家庭のなかで

見てきたものは

 

長期間の刷り込みで

かなり

強烈に潜在意識に

刻み込まれてしまいます。

 

 

これを

【世代間連鎖】

といいます。

 

 

お父さんが

いつもお母さんに

怒鳴り散らしていた…とか

お母さんは

いつもお父さんに

文句や愚痴を言っていた…とか

 

 

コミュニケーションの

パターンは

 

無意識に

世代間で引き継がれて

しまうケースが多いので

 

自分が

パートナーとの

コミュニケーションが

上手くいっていないと

感じた時には

 

自分は無意識に

親のコミュニケーションを

引き継いでいないかどうか

 

これも

自分を客観視して

みることも大切です。

 

 

 

言いたいことが言えない

ノンアサーティブや

攻撃的になってしまう

アグレッシブ

のような

 

 

不適切な

コミュニケーションを

続けたままだと

パートナーとの

信頼関係を構築していくのは

むずかしくなってしまいます…

 

 

 

次回からは

自分も相手も大切にする

アサーティブ・コミュニケーション

 

について

お伝えしていきたいと

思います。

 

 

本日も最後まで

ブログをお読みいただき

ありがとうございました。